ホルネル症候群

ホルネル症候群は、瞬膜が外に出たり、眼球が陥没するなど目の部分に表れる病気で、 ホーナー症候群とも言われます。

 

症状

上瞼が垂れる、瞳孔が縮み黒目の部分が小さく見える(縮瞳)、本来なら見えないはずの瞬膜が外に飛び出てくる、眼球が内側へ落ち込む(眼球陥没)といった症状があらわれます。一般的に片側の目に発生し、痛みはありません。

原因

眼の周りの交感神経の障害で起こる事が知られており、先天性の異常の他、脳・脊髄の外傷や腫瘍、内耳炎や中耳炎、感染症など様々な原因で起こります。犬のホルネル症候群は、突発性で原因がわからないことが多く、目立たない外傷性損傷、例えばリードを強く引いた時のショックで首に強い力がかかり神経が損傷する、などによって引き起こされることが多いようです。

治療

原因がわかっている場合は、その治療を行います。原因不明(特発性)の場合は自然に治癒することもありますが、治癒までに数ヶ月かかる場合もあります。原因となる疾患を見つけるため、身体検査、眼科学的検査をはじめ、X線検査で頭部、胸部、脊髄を検査したり、CTやMRIで脳幹部、眼球周囲、中耳を検査したり超音波検査、 薬理学的検査などが行われることがあります。

予防

原因不明の場合が多く、発症の予防は難しいでしょう。ただし、外耳炎をこじらせて起こる中耳炎や内耳炎などが原因の場合もあるので、外耳炎を疑う症状がある場合は放置せず、早めに動物病院へ連れてゆきましょう。また、散歩の途中で犬が急に走りだしたり、暴れたりして首へ強いショックがかかったり、リードが絡まったりすることでも発症することがあるので、注意が必要です。

★かかりやすい犬種★

ゴールデンレトリーバーに多いと言われています。