膿皮症

膿皮症は、皮膚がブドウ球菌などの細菌に感染することによって生じる化膿性の皮膚病の総称で、犬の皮膚病の中で一番多い病気です。 細菌感染の深さや程度によって浅在性、表在性、深在性に分かれ、それぞれ症状が異なります。 主な症状としては、皮膚に赤い…

脂漏症

皮膚から脂が異常に分泌され脂っぽくなったり、逆にかさついてフケが多く出たりする病気です。 症状 体臭が強くなり、胸や背中、耳の中などがべとついて脂っぽくなる(油性脂漏症)と、皮膚がひどく乾燥し、フケが増える(乾性脂漏症)の2つがあります。症…

狂犬病

ほとんど全てのほ乳類に感染し、感染後発症した動物は100%近くが死亡するという恐ろしい病気です。 現在日本での発生はありませんが、中国やアメリカでも発生しているとてもポピュラーな病気です。

気管虚脱

気管虚脱は、人間や他の動物にはみられない犬特有の病気です。遺伝的な原因、肥満や老化などにより、気管が押しつぶされ空気の通りが悪くなってしまう病気で、呼吸困難を起こします。小型犬の中高齢や短頭種で発生率が高いといわれています。

下痢

下痢は、便に含まれる水分が増えて、便が軟らかく液状になる状態をいいます。下痢の原因や症状はさまざまで、単なる消化不良やストレスなどで起こる場合もあれば、寄生虫、細菌、ウイルス感染によって引き起こされる場合もあります。その他、腫瘍やホルモン…

フィラリア症(犬糸状虫症)

原因 蚊を媒介にして、フィラリアという寄生虫が愛犬に感染して起きる病気です。屋外飼育の犬の場合、3年予防をしなければ9割が感染すると言われています。フィラリアにかかっている個体の血を蚊が吸う→フィラリアの幼虫が蚊の体内に移動→フィラリアの幼虫…

バベシア症

血液中に寄生するギブソンバベシア原虫(Babesia gibsoni)に感染して起こる恐ろしい感染症で、重度の貧血が特徴の病気です。 原因 バベシア症は、この病原体に感染したマダニが吸血するときにバベシア原虫がダニの体内から犬の血管内に入り込むことで感染し…

犬のてんかん

てんかんは、突然体が突っ張り、痙攣したり、意識をなくしたりという「てんかん発作」を繰り返す病気です。 症状 発作の数日~数分前によだれを流したり、落ち着きをなくしたり、活発になったり、逆に動きたがらなくなったりといった前兆が現れ、その後、て…

マラセチア感染症

マラセチアというカビの一種によって、皮膚炎が悪化したり、外耳炎が引き起こされたりします。 症状 マラセチアによる外耳炎では、頭を振ったり、耳を掻いたりと、外耳炎と同じ症状が見られます。耳垢が大量に出たり、チョコレート色になったり、酸っぱいよ…

ケンネルコフ

ケンネルコフは、伝染性気管支炎と呼ばれ、いくつものウイルスや細菌などが複合しておこる「犬の風邪」です。 症状 発作性の乾いた強い咳が特徴ですが、程度や発熱の有無は様々です。元気で食欲もあるなど、正常な時と大きな変化がみられない事が多いですが…

ジステンパー

ジステンパーウイルスに感染することで起こる、死亡率の高い恐ろしい病気です 。 症状 感染すると4~7日後に、40℃前後の発熱があり、食欲や元気がなくなります。その後、咳やくしゃみといった呼吸器症状や嘔吐・下痢などの消化器症状が現れることがあります…

パルボウイルス感染症

パルボウイルスの感染により、激しい嘔吐と下痢を引き起こす病気で、1~2日で死亡する事もある恐ろしい感染症です。

チェリーアイ

チェリーアイは、目頭裏側の第三眼瞼腺という涙を作る役割をもつ腺組織が瞬膜の外側に飛び出し、炎症を起こして赤く腫れる病気です。炎症を起こして丸く腫れる様子が、「さくらんぼ」に似ている事から「チェリーアイ」と呼ばれるようになりました。別名「第…

腎不全

何らかの原因により、体内の老廃物の排泄や水分・電解質バランスの調節などといった腎臓の機能の75%が働かなくなってしまった状態のことを腎不全と言います。腎不全は、その経過により「急性腎不全」と「慢性腎不全」に分けられます。

尿毒症

腎不全が進行して腎臓の働きが低下すると、老廃物を尿として排出する事が困難になり毒素が体内に蓄積されます。この状態のことを尿毒症といいます。その他の臓器に深刻な影響を与え、末期には痙攣や昏睡などの神経症状もあらわれます。早急に対処をしないと…

ブルセラ症

ブルセラ症は、イヌブルセラ菌(Brucella canis)と呼ばれる細菌の感染によって起こる病気で、雌雄ともに不妊を引き起こします。ブルセラ症は人獣共通感染症(ズーノーシス)の一つで、人にも感染するため注意が必要ですが、人にうつるブルセラ(Brucella)属…

回虫症

回虫症は、犬回虫という寄生虫が犬に寄生し、おもに下痢などを引き起こす病気で、犬には最も多い内臓の寄生虫です。

鉤虫症

体長約1~2cmの白い吸血性の鉤虫(こうちゅう)という寄生虫が小腸内に寄生し、貧血や栄養不良などといった症状を起こす病気です。体の小さな子犬が大量の鉤虫に寄生されると激しい症状を起こし、死亡する場合もあります。

停留精巣

片方、あるいは両方の精巣(睾丸)が、正常にあるべき場所(陰嚢)まで降りて来ず、お腹の中にとどまってしまう状態のことを停留精巣といいます。

ホルネル症候群

ホルネル症候群は、瞬膜が外に出たり、眼球が陥没するなど目の部分に表れる病気で、 ホーナー症候群とも言われます。

マイボーム腺炎・腺腫

瞼の先端、まつ毛をはさんで表と裏にマイボーム腺という油脂を分泌する腺があります。このマイボーム腺に炎症が起きる病気が、マイボーム腺炎、腫瘍になったものが マイボーム腺腫です。

肥満細胞腫

体に異物が侵入した時に、ヒスタミンやヘパリンといった物質をつくり、アレルギー反応と炎症反応を引き起こすきっかけをつくる細胞のことを肥満細胞と呼びます。肥満細胞腫はこの細胞が腫瘍化したもので、犬の場合、皮膚腫瘍全体の16~21%を占めています。…

耳ダニ感染症

耳ダニ感染症は、「耳疥癬」や「ミミヒゼンダニ感染症」とも呼ばれ、「ミミヒゼンダニ」というダニが外耳道に寄生することで発症します。

クッシング症候群

クッシング症候群は、内分泌系疾患の1つで「副腎皮質機能亢進症」とも呼ばれます。副腎皮質から分泌されるホルモンのうち、糖の代謝を助けるホルモンが過剰に分泌されて、様々な症状が引き起こされる病気です。

椎間板ヘルニア

椎間板は、背骨の骨と骨の間にあって骨同士がぶつからないようクッションの働きをしています。この椎間板が外に突き出して神経を圧迫し、様々な障害を起こしている状態が椎間板ヘルニアです。

犬ヘルペス感染症

イヌヘルペス感染症は、仔犬の突然死に関係があるとされるウイルス病で、仔犬の主な臓器が壊死を起こす致死的な感染症です。

破傷風

土壌中に存在する破傷風菌が傷口などから侵入、全身のけいれんを起こし、多くは発症後5日以内に死んでしまう危険な感染症。

レプトスピラ感染症

レプトスピラ症は、スピロヘーターと呼ばれる極小のバクテリアによって感染する人畜共通感染症(ズーノーシス)です。症状が出ない場合が多いですが、急性の症状が出ると致死率の高い病気です。

股関節形成不全

骨盤のくぼみと大腿骨の頭部がうまくはまらず、関節が完全にはずれたり、はずれそうな状態になっている事を股関節形成不全といいます。大型犬によく見られる病気で、小型犬や中型犬での発症はまれです。

外耳炎

外耳炎 外耳炎は、外耳道(耳の穴~鼓膜の間)に炎症の起きる病気です。耳の垂れている犬に多い病気といわれていますが、外耳道に毛が多かったり、体質的に耳垢が溜まりやすい犬、アレルギーを持つ犬もかかりやすいようです。1度外耳炎になるとなかなか直り…